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2016/11/02

もっとも効果的な男性の育児参加は、夜中の授乳を一回担当することではないかと言う説

 宮澤賢治の詩にもあるとおり、男性の育児参加というものは、なかなか難しいものです。

東ニスキルノ低イ夫ガアレバ
余計ニ手間ガカカルト出鼻ヲクジキ
西ニイクメンヲ自称スル夫ガアレバ
ソノ程度デヤッタ気ニナルナ釘ヲ刺シ
南ニ育児ヲ手伝ウトイウ夫ガアレバ
「手伝ウ」トイウ意識ガ駄目ダトイヒ
北ニ仕事一筋ノ夫ガアレバ
ツマラナイ人生ダカラヤメロトイフ

 育児のかかわりかたについては、家庭の状況に応じて色々なやりかたがあると思いますが、可能であればそこまで必要とされるスキルが高くなく、それでいて奥さんに感謝されるものからはじめるのが良いのではないでしょうか。
 そこでオススメなのが、深夜の授乳を一回担当することです。

●必要とされるスキルが低い
 ミルクとお湯の量を測るだけです。ミルクの温度を人肌にする必要がありますが、こちらもうちの奥さんが開発した秘策を利用すれば簡単です。
 熱湯と冷蔵庫で冷やした水を半々にして混ぜれば、適温になります。(ミルク100mlを作る場合、分量の粉ミルクを50mlの熱湯で溶かしたあとで、冷やした水を50ml加える)

●奥さんに感謝されやすい
 産後の母親にとって、3時間おきでの授乳はかなり負担が大きいようです。向こう数カ月間、連続して3時間以上眠れないという環境はなかなかブラックです。そこで夜の授乳を一回担当することで、奥さんの睡眠時間を確保してあげましょう。
 例えば、22時に授乳をして赤ちゃんが眠ったのなら、次回の1時ごろに来るであろう授乳を担当してみましょう。次の4時はまたお願いすることになりますが、それでも6時間は眠れます。
 一歩進んで4時の授乳も担当することも考えられますが、あまり長く授乳をしないと乳腺炎のリスクがありますので、そのあたりは奥さんとよくご相談してみてください。

 完全母乳だと難しいですが、混合ならばぜひお試しください。