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2018/01/14

年始の御挨拶-誰ぞ手を引く人生ぞ。


先日、保育園からの帰り道に、僕→長男(三歳)→次男(一歳)という状態で手をつないで歩いて帰っていたのですが、ふと我に返ってこの光景を外から眺めたときに、絵に描いたような幸せな光景で、思わず一人で笑ってしまいました。
 数年前まで独身だったはずなのに、気づけば二人の子供と歩くようになり、人生の妙味を実感しています。

 日々成長しているとは言え、まだ子供は小さく、道路では彼らの手を引いて歩くようにしています。(長男はしばしば脱走しますが)
 では同じく道に例えられる、人生について考えたときに、同様に僕が子供たちの手を引いて導いているのかと言うと、そうでは無いように感じています。

 「子供のために生きている」というと大変大袈裟な表現ですが、日々の生活やこれから先のことを考えるときには、むしろ子供たちが自分の手を引いて、導いてくれているように思えてなりません。

 そんなことを自分の中にいるリトル竹原ピストルに聞きました。
 すると、異性と結婚して子供がいる状態が特別あからさまなだけで、導かれていない人なんていないのさ、と彼は答えてくれました。

 確かに「子供に導かれる」という表現はわかりやすくて一般受けも悪く無さそうですが、子供以外にも人生を導いてくれるものは幾らでもあって、親兄弟や、恋人や、友達や、昔の自分や、ペットや、観葉植物や、アイドルグループや、ガチャや、ワイセツや、ぼろもうけの罠や、色々ものに手を引かれてみんなが人生を歩んいることに今さらながら気付かされます。

 こうして「人生いろいろ」という、一周回ってごく普通の結論に至った2018年初頭でありました。
 以上を持ちまして、年始のご挨拶と致します。

 あなたの人生の手を引いてくれているのは、誰でしょうか。