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2017/03/28

混雑間違いなしの上野動物園は池之端門から攻める

 朝の通勤電車。原宿のパンケーキ屋。柏高島屋ステーションモールの駐車場。混雑が予想される場所には近づかないようにしているのだけれども、そうはいかない場合もある。

 動物が見たいと長男が言うので、三連休の中日に上野動物園へ行くことにした。いつもであれば、イアコッペで親子兼用の昼食を調達したうえで、表門から入場するところであるけれど、混雑を避けるために、いつもは出口として利用する池之端門から入ってみることにした。
 池之端門に行くまでの途中で昼食を探したけれどめぼしいものはなく、一縷の望みをかけて湯島駅まで歩いてみると、サイアム食堂というタイ料理屋にたどり着いた。
 店はベビーカーで突入できる広さではなかったけれど、全品テイクアウトできるというので、パクチーチャーハンとクイティアオクン(タイ風ライスヌードル)とバーミヘントムヤム(トムヤム汁なし坦々麺)を買ってコーエンデタベルことにした。
 そこまで期待せずに口にしたけれど、本場を感じさせる独特の風味があって、どれも大変おいしかった。
 僕はかつてバックパックを背負ってタイの各地を巡ったという経験が無いのでよくわからないけれども、きっと本場の味にも劣るまい。

 池之端門に着くと、二台の券売機には5人ほどの行列ができていたけれど、表門のそれよりかはずっと短かったはずで、すんなりと入場することができた。(このとき、池之端門まで遠回りして、なおかつサイアム食堂での待ち時間を考えると、表門から入ったほうが結局早かったのではという気持ちは考慮しないものとする。)
 池之端門から入る上野動物園の風景は新鮮で、いつもなら疲労の果てに霞んでうつる両性爬虫類館も輝いて見えた。
 西園から東園への移動が心臓破りの坂になるという副作用はあったものの、いつもとは違う動物園を楽しむことができて楽しかった。

 家に帰ってから、長男に楽しかった?と聞くと、「ううん。」と答えた。