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2012/06/10

グランドピアノの上でお酒を飲もう。表参道「jazz bird」。

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 2ヶ月に1回くらい、表参道にあるjazz bridに行く。
 注文するものは毎回同じ。1杯目はギネス。これで1ステージ目を聴く。休憩の間に2杯目を注文。デュワーズのホワイトラベルをストレートで。これで2ステージ目。酒に弱いので、この2杯で十分酔っぱらってしまい、3ステージ目はいつも半分寝ながら聴いている(もしくは2ステージで帰る)。
 この2杯とミュージックチャージで合計約3,500円。この金額で19:30~23:00までの3ステージを聴いて帰るのだから、お店からしたら単価の低いろくでもない客なのだろうと、僕は常々心を痛めてきた。
 とは言え懐を痛める気にもならないので、せめてもの罪滅ぼしに店の宣伝をしたい。これをきっかけに皆が通って、僕の分までお金を落としていただけると幸いである。

 jazz birdの特長はその良心的な価格(ミュージックチャージが1,300円~1,600円)にあると思うのだけれど、あまり安いことばかりを強調して単価の低い顧客ばかり集客してもアレなので、それ以外の点について褒め称えようと思う。

 まずはその立地。表参道駅からすぐの好アクセス。(なのに安い。)
 そして落ち着きのある店内の雰囲気。半地下になった店内は周囲の喧騒とは別世界。(なのに安い。)
 さらに一番のお気に入り。グランドピアノをテーブルにしてお酒が飲める。演者が演奏しているまさにその上でグラスを傾けると何とも贅沢な気分になる。(でも安い。)
 ジャズだけでなくボサノヴァのライブもある。(値段は同じ。安い。)
 ミックスナッツの量がやたら多い。(少し高い)
、トイレに終電の時間が貼ってある。(親切)

 ジャズバーといえば、同じく表参道にあるBlue Noteや丸の内のCOTTON CLUBなどが有名ではあるけれど、こういった小さくて心地よいお店で生演奏を楽しむのもいいものですよ。
 素敵なお店なので、皆さん是非どうぞ。
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