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2009/08/10

ロードバイクを買って二週間の人が語る、ロードバイクの選びかた。

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 なんとなく乗りたくなってロードバイクを買ってから、ちょうど二週間が経ちました。購入以来、手賀沼サイクリングロードで数え切れないほどのライダーに抜かされ続けた経験を積み、自分がロードバイクに何を求めていたのかが少しわかってきました。それを元に、ロードバイクの選びかたを自分なりに考えてみました。
 たかだか二週間で何がわかるのかと言われればそれまでですが、二週間しか経っていないからこそ、乗る前の自分が持っていた理想が薄れていないという利点があるのではないかとも考え、こんな文章を書くことにしました。あとは明日が月曜なのでちょっとした現実逃避です。

自転車歴とロードバイク購入のきっかけ(特になし)
 さて、まず最初に僕の自転車歴についてです。ロードバイク歴二週間と先ほど書きましたが、すみません、嘘です。二週間前に僕が買ったのは、ANCHOR SPORTSの「CX900」なので、分類でいうと恐らくクロスバイクに当たります。クロスバイク歴二週間です。お詫びして訂正します。
 ロードバイクとクロスバイクの違いは、サッカーとフットサルの違いみたいなものです。たぶん。もしくはスネ夫とトンガリの違いです。大同小異なので、ここではひっくるめて「それっぽい自転車」の総称としてロードバイクと呼びたいと思います。
 閑話休題。自転車歴ですが、僕はCX900に乗る前は、通勤・通学用にママチャリしか乗ったことがありませんでした。一輪車は乗れませんし、車・バイクも特に好きではありません。加藤大治郎は少し好きでした。
 そんな僕がロードバイクに乗りたいと思ったきっかけですが、特にありません。ツール・ド・フランスに日本人が出たこととも特に関係ありません。今日のように暇な休日の日に、ふと乗りたいなぁと思ったのがはじまりでした。
 というわけで、僕のようにただなんとなく乗ってみたい人(「何となくライダー」)がロードバイクを選ぶ参考にしてもらえればと思います。「自転車通勤」とか「ダイエット」とか明確な目的がある人は、それ用の本なりサイトなりがたぶんありますのでそちらをご参照ください。

STEP1 まずはカタログだけくすねて帰る。
 とりあえず話だけでもと思って、ロードバイクを売っている専門店へ行き、何度か店の前を通り過ぎて中の様子をうかがった後に、意を決して店内へ入る。なるべく優しそうな店員を探して話しかけ、自分が初心者でロードバイクを探していることを伝えると、最初に「どのような利用を想定しているか」と聞かれる。これがいきなりの難問です。なぜならば「何となくライダー」は実は「何も想定していない」からです。すみません。
 僕のように「何となく乗りたい人」が想像(想定ではなく)しているのは、「それっぽい自転車に乗っている自分の姿」だけであり、その瞬間を切り取った一枚の写真を思い浮かべているだけなので、シチュエーションを聞かれても困ってしまいます。
 とは言え、「何も想定していません」と元気良く答えても店員さんも困ってしまってワンワンワワン状態になるだけなので、せめて毎日乗るのか週末だけなのか位だけ答えてください。そして自転車屋さんで取り扱いのあるメーカーのカタログをもらって初日は引き下がりましょう。

STEP2 予算と格好良さだけで決める。
 持ち帰ったカタログでロードバイク選びを始めるわけですが、ロードバイクを選ぶ基準は実は一つしかありません。それは「予算内で一番カッコイイものを選ぶ」と言う一点に尽きます。
 と言うわけで、まずはカタログの写真を見て自分が見た目でカッコイイと思うものをピックアップし、その値段をチェックします。価格はとりあえずカタログ記載の価格でよいでしょう。ネットの売価とかを入れると煩雑になりますし、あまり変わらないケースも多いです。僕の場合は、フレームの細さと色を基準に選びました。黒系で細身のフレームで10万~15万円くらいものという条件です。(この時点ではANCHORの「RNC3 EX」あたりも候補でした。)
 見た目と予算で絞った結果、候補が一台しか残らなかったら、おとなしくそれを買ってください。もし候補が複数台あるようならば、次の基準で絞り込みます。
 先ほど、基準は「値段」と「格好良さ」の二つしかないと言いましたが、すみません、嘘です。いや、嘘ではないですが大げさで紛らわしいです。実はロードバイクの「格好良さ」をなす要素は、「見た目」だけではなく、もう一つ大きな要素があるのです。
 それは「速さ」です。買い物には速すぎるスピードで車道を疾走するその姿もまた、ロードバイクの格好良さの一つなのです。これを見落とすわけにはいきません。
 その「速さ」を生み出すのはエンジンであるライダーの脚力であることは言うまでもありませんが、自転車の構造的なものも勿論あります。それが「タイヤの細さ」です。
 タイヤは細い方が設置面積が小さくなるため、スピードが出やすくなります。また、細いほうが見た目にも断然「それっぽい」です。反面、細いタイヤは段差などでパンクしやすいというデメリットがあるそうです。ですので、自分の求めるスピードとパンクのリスクを天秤にかけて選ぶのが良いと思います。個人的にはなるべく細いほうが乗っていて面白いと思います。

STEP3 納期を確認し自分のモチベーションと相談する
 「予算」と「見た目」と「タイヤ」の三要素でも複数台の候補が残ることがあるかと思います。そんな場合は、自転車屋さんに相談しつつ、全ての在庫を確認してもらいましょう。ロードバイクは展示品がそうそう売れるものでもないため、取り寄せの場合が殆どです。また、メーカーの在庫も常に潤沢にあるわけではありませんので、一ヶ月以上待つことはざらです。(当然一回しか買ったことが無いので聞いた話ですが)。
 特に自転車を切望しているわけでもない「何となくライダー」がモチベーションを保てる期間は限られています。自分がモチベーションを保てる期間内に入荷しそうなものを購入しましょう。

無視してよいと思われる要素
 自転車選びの本ではフレームの素材について気にする向きがあるような気がしますが、僕は無視してよいと思います。「カーボンは軽くてしなる」とか、「アルミは軽いが硬い」とか、「クロモリはしなるけど重い」とかあるかと思いますが、そんなものは乗り比べてみないとわかりませんので、「なんとなくライダー」には不要です。それは開国前の日本人に「日本は地震大国です」と言うようなものです。
 また、コンポーネント(ギア、シフト)に関しては、正直僕がよくわかっていないので無視しました。

自分の選択について
 上でも少し書きましたが僕はANCHORの「RNC3 EX」とANCHOR SPORTSの「CX900」を迷った結果、後者を購入しました。CX900を選んだ理由は、RNC3 EXに比べて価格が安かったこと(123,000円と99,800円)と、納期が早かったこと(二ヶ月弱と三日)の二つです。
 CX900には満足しています。(10万円近くしたものについて「満足していない」とは絶対言いませんが。)しかし、実は自分が選ぶときには、「タイヤの細さ」を考慮していませんでした。CX900は太目のタイヤのため、安心感はありますが、疾走感という面で期待していたほどの「それっぽさ」は無いという印象を持ちました。
 ただ、タイヤは換えれば良いだけの話なので、エントリーとしては十分だと思います。

 以上、いつかどこかで誰かの参考になれば幸いです。また、写真と本文は特に関係ありません。