12月に家族で沖縄に旅行をしてきました。
その顛末については、機会があれば書きたいと思うのですが、道中で訪れた「Mo cua so」の生春巻きがあまりにおいしかったので、そのことをお伝えしたいと思います。「Mo cua so」は沖縄市にあるベトナム料理店です。坂を上って、ぐぐっと曲がって下った先にお店があります。正式には「Mở cửa sổ」で、ベトナム語で「Open the window」という意味のようですが、私が行ったときには窓は閉まっていましたので、冬でも安心して訪れることができます。
緑の庭と、かわいらしい内装が気持ちの良い場所です。
店内はそこまで広くないですが、テーブルごとのスペースが大きくとられているため、ベビーカーのまま入ることもできます。子供用の椅子も用意されているそうです。
12月の沖縄はどこも空いていて、昼の12時台に行ったのですが、すんなりと入店することができました。
メニューは季節によって変わるようです。私は冬限定のディルを使った「揚げ魚のトマトソースサンド」のセットを注文しました。
写真を見れば伝わると思いますが、ものすごくおいしいです。野菜とハーブがたくさん入っていて、さっぱりしていながらも、ボリューム感も十分に感じられます。
メインのバインミーはもちろんのこと、横にそっと添えられていた生春巻きが、私がこれまで食べたなかで、最もおいしかったです。
具材はシンプルで、写真でも控えめにしか写っていないにもかかわらず、春雨が考えられないほどプリプリしています。どういった仕事をしたらこんな食感になるのか、まったくもって不明です。
私はかつて、東南アジアを放浪して本場の生春巻きを食べ歩いたという経験が全くないのでよくわからないのですが、きっとベトナムの味を凌駕しているではないかと思います。
お値段は沖縄にしてはやや高めかもしれませんが、その価値は十分にありますので、沖縄にお越しの際はぜひお立ち寄りください。
Mo cua so