川村記念美術館(千葉県佐倉市)に行ってきました。
所蔵作品にはルノワールやモネやピカソやレンブラントなど、ミーハー心を満たしてくれるものが多くありましたが、僕が一番気に入ったのは、バーネット・ニューマン作《アンナの光》です。より正確に言うと、《アンナの光》が展示されている「ニューマン・ルーム」の空間が非常に気に入りました。
《アンナの光》は(たぶん)抽象画です。キャンバスに赤い箇所と白い箇所があるだけです。僕は抽象画を解さない人間なので、作品それ自体については「マリオペイントで描けんじゃねぇか」ぐらいの感想しかありません。しかし、この作品が真っ白な「ニューマン・ルーム」にただ一枚展示されているその空間はなんとも不思議な居心地のよさがあります。
白い椅子に腰掛けて作品を眺めていると、静寂の中に空調の音がかすかにするばかり。その静寂も含めて作品以外が全て白く塗りつぶされていくような錯覚にとらわれます。やがて作品自体も白い光の中に埋もれて行き、気づいたら寝ていました。ベッドがあるとなお良いですね。
結局僕は「ニューマン・ルーム」に約一時間(睡眠時間含む)滞在していました。美術館もう一つの目玉である「ロスコ・ルーム」は閉鎖中だったので、次回は見てみたいと思います。
周辺の自然散策路も楽しい。
併設のレストラン「ベルヴェデール」のランチ(1,300円)。
テンションが上がる牛。
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川村記念美術館
バーネット・ニューマン - Wikipedia