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2008/05/25

生まれて初めてTOEICとやらを受けてきました。

 今日、人生で初めてTOEICなるものを受験してきました。
 英語の試験を受けるのは英検三級取得時以来なので、実に10年ぶりです。思えば英検3級にはスピーキングのテストがあり、"サッカーではどのポジションをしていますか?"みたいな質問をされたときに、適当にフォワードとか答えておけばいいものを「試合ごとにまちまちです」を何と言えばいいのかわからず黙りこくってしまったことを思い出します。あの頃は真摯に生きていたものです。
 今回僕がTOEICを受けた理由は幾つかあります。
 1.ニューヨークで英語が全然通じなかったから。
 2.会社の支援制度により無料で受験できたから。
 3.転職したいから。
 4.土日にやることがなかったから。
 他にも、朝やることがなかったからとか会社帰ってからやることがなかったからとか会社でやることがなかったからとか色々理由はありますが、一番大きかったのは、ニューヨークで英語が通じなかったことでしょう。
 以前から僕は一人で海外旅行をしていたから、英語に関しては「最終的になんとかなる」と思っていました。実際、南アフリカの宿も取れたし、チェコのバスも乗れたし、インド人にだまされた金も戻ってきました。
 しかしながら、ニューヨークは初めての海外一人じゃない旅。そこで彼女が流暢にペラペラしているのに対し、僕は横でヘラヘラしているしかありませんでした。仮に僕が一人でそこにいたとしたら、たぶんそれなりに何とかはしていたでしょう。だが今そこで一つ上のコミュニケーション見てしまったからには、自分もそこを目指さないといけないと思いました。
 と言うわけで、基本的に自分が目指しているところは英語によるコミュニケーションスキルの上達であり、TOEICのスコアが云々というところにはあまり興味がありません。しかし日常的に英語でコミュニケーションをとる環境にいない現状で、一定度の緊張感を保ち、進歩を確認するために今回TOEICを受けることにした次第です。
 TOEICを受けるにあたり、まず僕が最初にぶち当たった壁は、「TOEICとTOEFLの違いがわからない」という点でした。学生時代からトフルだトーイックだという言葉は自分の周りを飛び交って、その違いが全くわかりませんでした。しかし、マナカナの区別同様、わからなくても別段困らなかったので、そのままにしていました。
 今回受験するに当たって、会社の支援制度にTOEFLがなかったことなどから、「TOEIC:仕事」「TOEFL:留学」ということで自分の中で区別することにしました。合っているかどうかは不明です。
 ところで、英語を勉強するにあたって、僕の基本的なスタンスは以下の通りです。
 1.教室には通わない。
 2.TOEIC用の勉強はしない。
 3.無理しない。
 まず①についてですが、要するに僕には金と時間がありません。駅前でNOVAが「復活祭!」と書いたティッシュを配っていましたが、あまり盛り上がりそうに無い祭です。確かに、ある程度の投資をすることで自分に継続のプレッシャーをかける方法は、ある人には有効です。しかし、それが自分には効かないことは、進研ゼミとZ会が教えてくれました。それを学ぶために入会したのかもしれません。
 その代替方法としてDuoとかiKnowとかやわなんとか色々使ったのですが、それらはまた効果の出た折にご紹介します。
 ②二ついては、TOEIC受験理由に書いたとおりです。TOEICは手段なので、それ専用の勉強はしませんでした。
 ③は自分の性格上、追い詰められるととりあえず放り出すので、暖かい目で見守ってやることにしました。

 さて、何にせよ新しいことにトライすることは未知との遭遇であり、何かを発見することに他なりません。今回TOEICを受験したことで幾つかわかったことがあります。
 1.TOEICは990点満点である。
 2.TOEICは試験時間が2時間である。
 3.TOEICはマークシート式である。
 これらは実際に試験会場に着いて初めて知ったものです。前述したように、TOEIC用の勉強を一切していないため、出題形式等知らずに会場に行きました。なので、「スピーキングがあったら今度はフォワードと答えよう」という僕の決意も徒労に過ぎませんでした。
 リスニングがあることは小耳に挟んでいましたが、写真の説明をさせるとか、会話文に対する質問は三つ続くとか、やはり実際やってみないとわからないものです。
 TOEICのスコアがわかるのは約一ヵ月後らしいです。結果が良ければ「TOEIC○○点をとる勉強法」とか言うエントリを調子に乗って書くことでしょう。悪ければ今日のこの記事も削除してフェードアウトしますのでその際はお察しください。