僕自身も、3年以上前にハリネズミカメラを購入ししばらく愛用していたが、やはりデジタルネイティブの身に撮影枚数の制限と現像代の問題は大きく、しばらくして野性に帰してしまった。
そんな問題をクリアするトイデジカメ、中でもVQ1005なるものが非常に魅力的。一番はそのサイズ。ハリネズミに引けをとらない小ささ。そして価格も4,000円~5,000円と週5でバイトしている身にとってはお買い得である。加えて魅力的なのが怪しげなその挙動。「ファインダーっぽいものはあるけど飾り」、「レンズを出すためにキーホルダー部を引っ張る」という仕様。「電池が一日持たない」という街の声。
この勢いでそのまま購入してしまいそうになるが、この不景気の折、一旦冷静にならざるを得ない。直近の出費を省みると、結構な金額になっている気がしてきた。年末の雪山旅費に、各種忘年会費、年明けの海外旅行費も決済してしまった。更に半年ほど前にコンパクトデジカメを買ったばかりである。各種状況を鑑みると、直近での購入は見送らざるを得ない。
注文してから3日ほどで届きました。
※ウェブとクレジットカードの極悪タッグ結成以来、人類は物欲に対する永遠の負け戦を運命付けられているのかもしれません。
それはさて置き、実際に購入したのはVQ1005ではなく、その復刻版であるらしいVQ1015。その10の違いが何を生み出すのか知りませんが、
��電池の問題があるので、Amazonでエネループも購入→SANYO eneloop 充電器 単4形2個セット (単3形・単4形兼用) N-MDR0204S)
正面図
背面図
取り出してまず感じるのは何と言ってもその安っぽさ。混じりっけなしのプラスチックといった感じがします。よく言えばチープです。英語で誤魔化しましょう。
さらに、単4電池を投入しようとする場合、以下のように状態になります。
どう見ても真っ二つです。
ちなみにminiSDが使えるのですが、それもむき出しの状態でささりますのでご注意ください。フタ等は特にありません。
大きさはこんな感じ。
※非喫煙者のため、比較対象に猫を用いています。
早速何枚か写真を撮ってみました。以下に簡単な印象を。
・本体にはボタンがシャッターとモードボタンの二つしかないので、押してみたら何かが起こります。
・写真のプレビューは当然出ませんので、ピッ、ピピッといった電子音で意思疎通を図りますが、基本的に何が起こっているのかは想像の範疇を出ません。
・まれにピピピピッという警告音らしき音が出るので、画面を見てみるとエラーコードらしきものが出ますが、エラーコードの内容が不明なので対処のしようがありません。
とりあえず当日に何枚か撮影してみたもの。
庭
抜け殻
車
柿
送電線
このプラスチックが果たしてあと何ヶ月持つのか非常に不安ですが、しばらくはコイツで写真を撮ってみようかと思います。